【留学生必見!】人気留学先のイタリア留学で事前準備すべきこと
イタリア留学を検討している皆さん、こんにちは。
イタリアは、美しい歴史的建造物や豊かな文化、芸術が息づく国で、多くの人が留学先として選ぶ憧れの地です。イタリアでの留学は人生の新たな冒険として非常に魅力的ですね!今回は、イタリア留学での準備についてご紹介していきます。
1.パスポートの取得
海外留学を計画する際には、まずパスポートの取得が必要です。有効期限が十分に残っているか確認しましょう。イタリアに滞在する期間中にパスポートの有効期限が切れると、ビザの申請がスムーズに進まないことがあります。一般的に、帰国予定日から少なくとも半年以上の有効期限が必要とされます。パスポートの申請や更新には時間がかかることがあるため、早めに手続きを始めることをおススメします!
2.学生ビザの申請
イタリア留学のビザ申請には、学生ビザ(長期ビザ)が必要です。ビザの申請から到着後の手続きについて、ご説明します。
■申請について
申請には、イタリアの教育機関からの入学許可書、滞在期間中の生活費を証明する資金証明書、海外旅行保険の加入証明書、パスポート(有効期限が申請時から少なくとも6か月以上)、滞在先の住所を示す住所証明、ビザ申請書等が必要です。
■ビザ申請の提出
イタリアに91日以上滞在する場合は、ビザが必要です。
ビザ申請は、イタリア大使館または総領事館で行います。イタリア大使館や総領事館のウェブサイトでビザ申請のための面接予約を行います。申請者が集中する時期には予約が取りにくくなることがあるため、早めに手配することが重要です。
■ビザの受け取り
指定された日時に大使館または総領事館を訪問し、必要書類を提出します。通常、ビザの審査には数週間かかりますが、場合によってはさらに時間がかかることもあります。審査が完了すると、大使館や総領事館から通知があり、ビザが発給されます。通知に従って、パスポートに貼付されたビザを受け取りに行きます。ビザが発給されたら、イタリアへの渡航準備を進めましょう。
申請手続きは時間がかかることがあるため、留学開始の少なくとも3か月前には準備を始めることが推奨されます。また、現地での滞在登録手続きも必要ですので、到着後すぐに行いましょう。
■イタリアに到着後の手続き
イタリアに到着したら、滞在許可証(Permesso di Soggiorno)を取得する必要があります。これは現地の郵便局や警察署で行います。滞在許可証はイタリアでの合法的な滞在を証明する重要な書類ですので、到着後すぐに申請するようにしましょう。
3.健康診断や海外保険の加入検討
イタリアの留学期間中に利用できる保険は、2種類あります。
1)海外旅行保険(プライベート保険):
日本で加入できる海外旅行保険は、留学中の病気やケガに対応するプライベート保険です。渡航前に保険会社を通じて契約を行います。保険のカバー範囲や補償内容、期間などを確認し、留学先での医療ニーズに合ったプランを選びましょう。
この保険は、一般的に緊急医療費や病院の治療費、場合によっては帰国時の費用をカバーしますが、歯科治療や定期的な医療サービスなど、一部の費用は対象外となることがあります。日本で海外旅行保険に加入する場合、渡航前に保険会社に連絡し、適切なプランを選びます。加入証明書を発行してもらい、ビザ申請時に提出します。
2)イタリアの国民健康保険(SSN: Servizio Sanitario Nazionale):
イタリアに滞在する留学生は、イタリアの公的な国民健康保険(SSN)に加入することもできます。これは、イタリア国内で広く利用されている医療サービスで、一般医療や緊急医療の費用が大幅に軽減されます。SSNに加入すると、イタリアの居住者と同様の医療サービスを受けることができますが、少額の自己負担が必要です。
加入手続きは現地で行い、年間約150ユーロ程度の費用がかかります。加入後、指定された医療機関で診察を受けることができます。イタリア到着後、SSNに加入する場合は、現地の郵便局や地域の保健局(ASL: Azienda Sanitaria Locale)で手続きを行います。必要な書類はパスポート、滞在許可証、滞在先の住所証明などです。
加入方法やカバーされる範囲を事前に調べ、自分に合った保険プランを選びましょう。
4.お金の管理
まず、学費や生活費の総額を計算しましょう。学費には授業料だけでなく、教材費や施設使用料なども含まれます。生活費には、住居費、食費、交通費、保険料、日用品費などが含まれます。大学のウェブサイトや留学情報サイトで、おおよその費用を調べて予算を立てましょう。特に、ローマ、ミラノ、フィレンツェなどの大都市では家賃や交通費が高額になるため、事前に生活費を計算し、予算を立てることが重要です。
次に、資金の準備方法を考えます。貯金がある場合は、それを基に計画を立てることができますが、必要に応じて奨学金や助成金の申請も検討しましょう。多くの大学や団体が留学生向けの奨学金プログラムを提供しています。奨学金の情報は、大学の留学生オフィスや奨学金情報サイトで見つけることができます。応募締切日や申請条件を確認し、必要な書類を準備して早めに応募することが大切です。
5.住居の手配
イタリアでの住居選びも重要です。大学の寮、ホームステイ、アパートなどの選択肢があります。寮は大学の施設内にあり、通学が便利で他の学生との交流も盛んです。ホームステイは現地の家庭に滞在することで、言語の実践や文化体験ができるメリットがあります。アパートを借りる場合は、自分の生活スタイルに合わせて選ぶことができます。安全性や通学の便も考慮して選びましょう。
6.移動手段
イタリア留学中のおすすめの移動手段についてご紹介していきます!
1)電車
イタリアの鉄道網は広範で、都市間の移動に利用されます。Trenitalia(トレニタリア)やItalo(イタロ)といった鉄道会社が運営しており、都市間の移動に高速鉄道や地域列車を利用できます。
路線や予約のタイミングによって異なりますが学生割引や早期予約割引を活用するとお得です。
また、大都市(ローマ、ミラノ、トリノなど)には地下鉄が整備されており、主要なエリアを効率よく移動できます。地下鉄はバスやトラムと同じチケットで利用でき、短時間で目的地に到着するため、通学やショッピングに便利です。
2) バス・トラム
主要都市(ローマ、ミラノ、フィレンツェなど)では、バスやトラムが市内を網羅しています。バスやトラムは、通学や市内観光に利用しやすいです。
7.通信手段
イタリア留学において、通信手段の確保は必ず準備すべき重要項目です。ご利用されているスマホをそのままイタリアでも使用する方法として、Wi-FiルーターやSIMカード、eSIM(組み込みSIM)があります。特に、eSIMは従来の物理SIMカードと異なり、スマートフォンに直接組み込まれるデジタルSIMで、物理カードの交換が不要です。インターネット上で簡単な設定を行うだけで、すぐに通信を開始することができます。Wi-Fiルーターのレンタルや持ち歩き、充電などの必要がなくなり、手間が大幅に削減されます。
■イタリア旅行におすすめなeSIMはVOYAGEESIM
VOYAGEESIM FOR EUROPE
対応国はこちら
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10日5G、15日10GB、30日20GB、60日50GBのプランからお選びいただけます。
日本国で利用しているSIMカードを挿し替えする必要がなく、eSIMをインストール・設定するだけでお持ちのスマートフォンにてイタリアを含むヨーロッパの42か国・地域でデータ通信が使えます。
本商品の通信サービス提供元は、Vodafone Roaming Services S.à r.l.です。
まとめ
海外留学では、事前に「何を学びたいのか」、「どのようなスキルを身につけたいのか」を具体的に考えることが大切です。例えば、ビジネスの知識を深めたい、語学力を飛躍的に向上させたい、専門的な技術を習得したいなど、自分の興味やキャリアに直結する分野を選びましょう。
これらの準備をしっかりと行うことで、安心してイタリアでの留学生活を楽しむことができます。新しい経験と学びに満ちた留学生活が皆さんを待っています。準備を整えて、素晴らしい留学生活を始めましょう! ご自身にとって、素敵なイタリア留学になりますように!
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