世界最高の観覧車「ソウルリング」が建設予定 2027年完成目指す
元建設予定だった「千年の門」デザイン、ソウルリングはこのデザインから一部変更する可能性がある、写真提供:ソウル市
ソウルリング、2027年完成目指す 世界最高の観覧車にハヌル公園も
韓国・ソウル市が新たなランドマークとなる世界最高の観覧車「ソウルリング」を建設する計画です。オ・セフン市長は3月6日、在韓外交官らに対して、「サンアムドンハヌル公園」という元ごみ埋立地にこの巨大な観覧車を設置すると発表しました。
このプロジェクトは民間投資で行われる予定で、2027年までに完成させることが目標です。ソウルリングの高さは250m以上で、現在世界最大のドバイの「アイン・ドバイ」より高くすることを目標としています。ハヌル公園の高さは標高98mですので、この上に「ソウルリング」が完成できたら、景色も素晴らしく、晴れた日には北朝鮮までも見渡すことができます。
廃熱で回るエコロジー観覧車
また、ハヌル公園からソウルリングまでは透明なエレベーターでつなぐ案も検討されています。ハヌル公園内部に透明なエレベーターを設置して複層に積み重ねられたごみ山を見ながらソウルリングへ上がる構造です。さらに近くのサンアムドンごみ焼却場からごみを燃やす過程で発生する廃熱を利用してソウルリングを回す案も検討されています。
建設しようとした「千年の門」とは違うデザインになる可能性もある
元建設予定だった「千年の門」デザイン、ソウルリングはこのデザインから一部変更する可能性がある、写真提供:ソウル市
ソウルリングのデザインは、ソウル市が以前に発表した指輪の形から一部変更される可能性もあります。 もともとは指輪の形の構造物の中でキャビンが回転する形式を考えていましたが、過去に政府が国家象徴建築物としてサンアムドン平和公園に建設しようとしたが頓挫した「千年の門」と似ているという指摘が出たためです。 ソウル市関係者は、「ソウルリングの最終名前を市民公募を通じて決定することもある」と述べました。 「ソウルリングが完成すれば世界的な名所になることを期待している」とも話しました。
この観覧車は2027年までに完成させることが目標で、ハヌル公園から見える景色やエコロジーなどに注目されています。 ソウル旅行を計画している方は、ぜひチェックしてほしい。
出典元:KTJapan Instagramより