韓国旧正月2026完全ガイド|ソルラルの文化・伝統・旅行の注意点まとめ

韓国旧正月2026完全ガイド|ソルラルの文化・伝統・旅行の注意点まとめ

 포도몰/CC BY

皆さん、明けましておめでとうございます!

日本では1月1日に新年を迎えます。年末年始をきっかけに、家族や友人と久しぶりに顔を合わせて過ごす人も多いでしょう。皆さん、明けましておめでとうございます!日本では1月1日に新年を迎え、久しぶりに家族や友人とにぎやかに過ごす人も多いですよね。でも、韓国では旧正月、つまり「ソルラル(설날)」と呼ばれる旧暦1月1日を2月上旬に祝うのがスタンダードなんです。

2026年のソルラルは2月17日(火)が当日で、前後の2月16日(月)~18日(水)までが公式の3連休。それに土日を合わせると2月14日(土)~18日(水)までの5連休というビッグ休暇になります。この時期、韓国全土では「民族大移動」と呼ばれる帰省ラッシュが起こり、交通機関は大混雑、飲食店や百貨店の多くもお休みに入ります。

ソルラルって実は、単なる「旧暦のお正月」以上の意味があるんです。新しい服「ソルビム」に着替え、ご先祖さまを敬う「チャレ(茶礼)」の儀式を家族みんなで行いながら、トックッ(餅スープ)を食べて“歳を重ねる”という伝統が続いています。儒教的価値観が色濃い韓国ならではの、家族や先祖との絆を感じる時間ですよね。

今回は、この「ソルラル」の魅力を、2026年最新情報を交えてカジュアルにご紹介します!日本のお正月とどこが違うのか、旅行で行くならどんなことに気をつければいいのか、ぜひ一緒に楽しんでいきましょう 😊

 

 

 チャリェテーブル

전주익산군산컴박사/CC BY

伝統的な風習と儀式

旧正月の朝、韓国家庭では祖先を敬う「祭祀(차례/チャレ)」を行い、ご先祖さまへの感謝と家族の絆を深める大切な時間を過ごします。朝一番に行うチャレは、30分ほどかかる伝統的な儀式ですが、近年では簡略化され、15分程度で済ませる家庭も増えてきました。

祭祀の中心となるテーブルには、ご飯やスープ、魚、肉、お餅など20種類以上の料理が美しく並べられます。配置には地域差があるものの、伝統的なルールとして魚料理は東側、肉料理は西側に置かれることが一般的です。

儀式の進行は、家族の中で最も年長の男性が最初に拝むところから始まり、その後、男性、女性、子どもの順で行います。拝礼の回数は男性が2回、女性が4回と決まっており、それぞれ深いお辞儀で先祖に敬意を表します。

このように、チャレは伝統と家族への敬意を現代に引き継ぐ儀礼。簡素化の動きはあるものの、依然として韓国の旧正月文化の根幹として、多くの家庭で大切に守られています。

 

 

お小遣い(새뱃돈、セベトン) 

韓国の旧正月で欠かせないのが「セベトン(새뱃돈)」。これは日本のお年玉にそっくりで、大人が子どもに渡すお金に「新しい一年が幸せでありますように」という願いが込められています。もらえる年齢に厳密な決まりはありませんが、一般的には高校生から大学生くらいまでが対象。最近では、社会人になっても親から少しだけもらうケースもあるそうです。

セベトンを受け取った子どもたちは、貯金に回したり、欲しかったものを買ったりと使い方は自由。韓国ではキャッシュレス化が進んでいますが、旧正月のセベトンは現金で渡すのがまだまだ主流で、きれいな新札を準備するのがマナーなんですよ。

この文化、日本のお年玉と似ているけれど、韓国ならではの意味合いがあって面白いですよね。

 

 

トックク

fun한 세상/CC BY ND

特別な食べ物:トッククと伝統料理

韓国の旧正月に欠かせないのが「トックク(떡국)」です。これは細長い白い餅を入れたスープで、長寿と純粋さを象徴する特別な料理。トッククを食べることで「一歳年を重ねる」という意味があり、子どもたちは「一杯=1年」と信じて、何杯も食べたがることもあるんですよ。日本の雑煮にちょっと似ていますね。

さらに、祭祀のテーブルに並んだ料理も旧正月の楽しみのひとつ。チヂミやナムル、煮物など、彩り豊かな伝統料理が食卓を飾ります。これらは単なる食事ではなく、家族の絆を深める大切な文化の一部。韓国の旧正月は、味わいながら歴史と意味を感じられる特別な時間です。

 

 

家族との時間

旧正月は、普段の忙しさから離れて家族とゆっくり過ごせる貴重なチャンスです。この期間には、近況を語り合ったり、一緒に笑ったり、思い出を作ったりと、心がほっとする時間が流れます。韓国では旧正月当日だけでなく、前日と翌日も休みになる3連休が基本。実家が近ければ2日間、遠ければ3日間帰省するのが一般的です。こうした時間は、韓国文化における「家族の絆の大切さ」を改めて感じさせてくれます。

 

 

 

 

現代的変化と新しいトレンド

時代とともに、韓国の旧正月「ソルラル」も伝統とモダンがうまくミックスされた新しいスタイルへ進化しています。若者を中心に、その変化はますます顕著に。

まず、伝統料理を作りながらSNSにアップする「フォトジェニック旧正月」が増加中。料理や飾り付けの写真を友人やフォロワーと共有しながら、祝日の空気感を楽しんでいるんです。

家族が離れていても、オンラインビデオ通話でチャレ(祭祀)に参加する人も。遠く暮らす家族も同じ儀式に参加できるようになり、新しい家族の形が広がっています

さらに、伝統行事よりも家族旅行を選ぶ層も増えています。ソルラル期間を使って温泉旅行や海外旅行に出かけ、「非日常」の体験に重きを置く人が急上昇中です。

こうした流れは、韓国の2026年の消費トレンドともリンクしています。若者を中心に「Feelconomy(フィールコノミー)」として、感情や体験に価値を置く機運が高まり、短期集中の体験、ソーシャルシェア型消費が目立っています。

伝統の形を大切にしながらも、SNS映えする演出やオンライン参加、気軽な旅、AIとの融合など、ソルラルはどんどん進化中。2026年の今、「韓国旧正月」は、変わらない文化を楽しみつつ、リアルとバーチャルが混ざる新しい形へと変貌しているのです。

 

 

ユンノリ

늘봄지기/CC BY

 

伝統遊び

旧正月といえば、家族みんなで楽しむ伝統遊びが欠かせません。代表的なのが「ユンノリ(윷놀이)」という韓国版すごろくのようなボードゲーム。4本の木製スティックを投げて出た目で駒を進めるシンプルなルールですが、戦略性もあって大人も子どもも夢中になります。

もうひとつ人気なのが「ノルテギ(널뛰기)」、日本の板跳びに似た遊びです。長い板の両端に乗って交互にジャンプし、相手を高く飛ばすスリル満点の遊びで、昔ながらの韓国の風景を感じられます。

こうした遊びは、ただ楽しいだけでなく、家族の絆を深める大切な時間。最近では、SNSで遊んでいる様子をシェアしたり、オンラインでユンノリを楽しめるアプリも登場していて、伝統と現代がうまく融合しています。

 

 

 韓馥

旧正月の衣装:韓服

旧正月といえば、韓国の伝統衣装「韓服(ハンボク)」を思い浮かべる人も多いでしょう。この文化は「ソルビム(설빔)」と呼ばれる、新年に新しい服を着る習慣から始まったもの。鮮やかな色彩と優雅なラインが特徴の韓服は、韓国の美意識を象徴し、旧正月の特別な雰囲気を一層引き立てます。
ただし、現代では韓服は普段着ではなく、着付けに手間がかかることもあり、日本の着物と同じように、実際に着る人は減少傾向。それでも、写真撮影やSNS投稿のためにレンタル韓服を楽しむ若者や観光客は増えていて、ソウルや韓国各地の観光スポットでは「韓服体験」が人気です。2026年現在も、韓服レンタルショップは旧正月シーズンに予約が集中するので、旅行で体験したい方は早めの予約がおすすめですよ。

 

 

✅ 韓国旧正月旅行チェックリスト

韓国の旧正月「ソルラル」は、文化体験も楽しめる一方で、旅行者にとってはちょっとした注意点もあります。ここではチェックリスト形式で、気を付けたいポイントをご紹介します!

1. 交通・移動は早めに手配!

ソルラル期間(2026年は2月14日〜18日)は、韓国全土で「民族大移動」が起こります。KTXや高速バス、航空券は1か月以上前に予約しておくのが鉄則。移動は深夜便や早朝便を狙うと混雑回避に◎。交通カード「T-money」も忘れずに!


2. 宿泊は旧正月シーズンを見越して確保

ホテルやゲストハウスは、連休前から予約が埋まり始めます。旧正月期間(2/14〜18)を含む宿泊は早めに確保しましょう。

3. 現金・両替は事前に準備

銀行は旧正月中(2/15〜17)休業なので、現金は事前に確保。ATMも制限される場合があるので、両替は早めに済ませておくと安心です。

 

4. 食事・買い物は営業日をチェック

地元の飲食店や百貨店は休業が多め。でも、コンビニやチェーン系カフェは営業していることが多いので、営業情報を事前に確認しておくと◎。

 

5. 観光スポット&体験は予約必須

宮殿や博物館では旧正月イベントが開催されることも。韓服レンタルは旧正月シーズンに予約が集中するので早めに手配しましょう。

 


7. SNS映え&伝統体験を楽しもう

ユンノリやトッククなど、韓国ならではの旧正月文化を体験して、SNSにアップ!韓服姿で宮殿散策すれば、写真映え間違いなしです。

 

まとめ

韓国の旧正月「ソルラル」は、家族が集まり新年を祝う特別な日です。日本では1月1日に新年を迎えますが、韓国では旧暦の正月に親族が一堂に会します。この時、伝統的な儀式「차례(チャレ)」を行い、祖先を敬いながら家族の絆を深めるのが習わしです。

旧正月は韓国で数少ない大型連休のひとつで、家族と過ごす時間を大切にする文化が色濃く残っています。伝統料理のトッククや韓服、ユンノリなどの遊びを楽しみながら、現代ではSNSやオンライン通話を取り入れた新しいスタイルも広がっています。

旅行者にとっても、この時期は韓国文化を体験する絶好のチャンス。ただし、交通や店舗の休業などに注意し、事前準備をしっかりしておくことがポイントです。計画的に動けば、韓国旧正月ならではの温かい雰囲気を存分に楽しめますよ!