【2026最新】ヨーロッパ旅行は入国ルールが大変化!EES・ETIASのポイントをわかりやすく解説

【2026最新】ヨーロッパ旅行は入国ルールが大変化!EES・ETIASのポイントをわかりやすく解説

ヨーロッパ旅行を計画中の皆さん、こんにちは!

ヨーロッパでは2025〜2026年にかけて国境管理システムが大きくアップデートされ、旅行者にとっても見逃せない変化が続いています。これまで日本を含む多くの国の旅行者は、基本的にはパスポートにスタンプを押してもらうだけで入国できる、シンプルな手続きでした。しかし今後は、デジタル化された新制度「EES」と「ETIAS」の導入によって、出発前の準備や入国フローがこれまでとは大きく変わっていきます。

本記事では、2026年から本格的に運用されるこれらの新制度を、旅行者の視点でできるだけわかりやすく紹介しつつ、ヨーロッパ渡航の際に気をつけたいポイントもまとめてお伝えします。これから旅行を計画している方は、ぜひチェックしてみてください。

 

 

■ 新制度①:EES(Entry/Exit System)

EESは、EUが2025年10月12日から段階的に導入し、2026年4月10日までに完全稼働する予定の新しい入退場管理システムです。これまでは入国時にパスポートへスタンプを押してもらうだけの仕組みでしたが、この制度が本格運用されることで、初回入国時には顔写真と指紋といったバイオメトリクス情報を登録する形式へと変わります。二回目以降は登録データとの照合だけで手続きが進むため、慣れてしまえば入国がよりスムーズになる点も特徴です。また、旅行者がよく悩む「90日/180日の滞在日数」も自動で計算されるようになり、滞在管理もかなりわかりやすくなります。

対象となるのは、EUやシェンゲン圏外から入国するすべての非EU国籍者で、日本のようにビザ免除国の旅行者も含まれます。導入直後はシステム登録の必要がある関係で、国境での手続きに時間がかかる可能性が高く、特に旅行のピークシーズンは入国審査の待ち時間が長くなることを覚悟しておいたほうが安心です。

 

 

■ 新制度②:ETIAS(European Travel Information and Authorization System)

ETIASは、2026年後半(第4四半期)に導入予定の新しい事前渡航許可制度で、ヨーロッパへ渡航する旅行者にとって欠かせない手続きになります。渡航前にオンラインで申請する電子渡航認証で、費用は20ユーロと手頃ながら、一度許可が下りれば3年間、もしくはパスポートの有効期限まで利用できる仕組みです。これまでビザ免除で気軽に行けていたヨーロッパでも、ETIASの導入によって「出発前に申請する」というステップが新しく追加されることになります。

対象となるのは日本を含むビザ免除国の旅行者で、シェンゲン加盟国を中心に30か国以上で必要になります。旅の計画が決まった段階で早めに申請しておくと安心です。申請の流れはシンプルで、オンラインフォームに個人情報や旅程、健康に関する項目などを入力し、クレジットカードで支払うだけで完了します。多くのケースでは数分以内に認証されますが、追加審査が入った場合は数日かかることもあるため、余裕を持って準備しておくのがおすすめです。

 

 

■ 2026年以降、ヨーロッパに行くなら気を付けたいポイント

① パスポートの残存期間はしっかりチェック

ずチェックしておきたいのがパスポートの残存期間で、ETIASはパスポート番号と紐付けられるため、期限が迫っている場合は更新してから申請したほうが安心です。特に2027年中に有効期限が切れるパスポートは、早めに更新しておくことが推奨されています。


② 国境での待ち時間が増加する可能性

制度移行期となる2025〜2026年は入国審査に時間がかかる可能性が高く、大型空港のパリ、アムステルダム、フランクフルトなどでは混雑が起きやすくなります。鉄道や車での陸路の国境でも同様に待ち時間が伸びると見込まれているため、乗り継ぎ時間は普段より余裕を持って確保しておくのが安心です。

 

③ 90日/180日の滞在ルールに注意

シェンゲン圏では「180日のうち90日まで滞在可能」というルールが適用されており、EESによって滞在日数が自動的に記録されるようになります。これまで以上に管理が厳格になるため、知らないうちのオーバーステイには特に注意したいところです。違反が記録されると、今後の渡航に影響が出る可能性もあります。

 

④ 旅行保険は必須レベル

ヨーロッパは医療費が高いことから、旅行保険の加入は必須レベルと言ってもいい状況です。入国審査で保険加入の有無が確認されるケースも増えており、ETIAS導入後は特に重要性が高まっています。

 

⑤ スマホと充電は旅の生命線

EESとETIASの両方が電子化されるため、スマホの充電やモバイルバッテリー、そしてEU圏で使える通信手段の準備も欠かせません。空港でQRコードの提示を求められる可能性もあるため、デバイス周りはしっかり整えておきたいところです。
特に、現地でスムーズにネット接続を確保するなら、SIMカードの入れ替えが不要で、到着した瞬間から使えるeSIMがとても便利です。物理SIMの紛失リスクもなく、設定も数分で完了するため、ヨーロッパ旅行では頼れる選択肢になります。

 

 

⑥ イギリスは別制度(UK ETA)に注意

イギリスを旅程に組み込む場合は注意が必要で、EUとは別制度のUK ETAが必要になる場合があります。ETIASとETAの両方が必要になる旅程もあるため、ヨーロッパ周遊を考えている人は出発前にしっかり確認しておくと安心です。

 

 

■ まとめ:2026年はヨーロッパ旅行が“新時代”へ

2026年は、ヨーロッパ旅行のルールが大きく変わるまさに節目の年になります。EESは2025年10月から2026年4月にかけて完全移行し、入出国手続きが本格的にデジタル化されます。そしてETIASは2026年後半から導入され、ヨーロッパへ向かう前に事前の渡航許可を取得することが新しいスタンダードになっていきます。

これらの制度の導入によって、国境管理はこれまで以上に厳格で効率的になり、旅行者は出発前の申請やパスポートの有効期限の管理、そして滞在日数ルールをしっかり守ることが求められるようになります。それでも、事前に必要な手続きをきちんと済ませておけば、ヨーロッパ旅行は以前よりも安全でスムーズに楽しめるはずです。

2026年以降にヨーロッパ旅行を計画している方は、今回紹介したポイントをぜひ旅のチェックリストとして役立ててみてください。新しいルールに対応しながら、ますます快適な旅を楽しみましょう。