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中東特集記事

【2025年最新】イラク旅行のおすすめSIMカード&現地おすすめ通信キャリア3選
  مرحبا(マルハバン=こんにちは!)! イラクへの旅をお考えの皆さん、準備は整っていますか?イラクは、古代メソポタミア文明の発祥地として知られ、歴史と文化が色濃く息づく国です。チグリス川とユーフラテス川に挟まれたこの地には、バビロンやウルといった伝説的な都市の遺跡が点在し、歴史好きにはたまらない魅力があります。首都バグダッドでは、伝統的なバザールやイスラム建築、そして再生しつつある都市の活気を感じることができるでしょう。 都市部を離れると、ナジャフやカルバラーといった宗教的に重要な都市、クルディスタン地域の美しい山岳地帯、そしてマルシュ・アラブ(湿地帯)の自然など、多様な風景が広がります。文化探訪や自然体験を求める旅行者にとって、イラクは奥深く、発見に満ちた旅先です。 そんな旅の途中で地図を確認したり、現地の情報を調べたり、SNSで思い出を共有したりするには、安定した通信環境が欠かせません。そこで今回は、イラク旅行におすすめのSIMカードと、選ぶ際に押さえておきたいポイントをわかりやすくご紹介します。安心して旅を楽しむための参考に、ぜひお役立てください!   1.通信品質と料金📲 ■通信エリア イラクでは、バグダッド、エルビル、バスラ、スレイマニヤなどの主要都市を中心に、4G LTEネットワークが広く整備されています。特に都市部では、比較的安定した通信が可能で、観光やビジネス利用にも十分対応できます 。 一方で、バビロンやウル、ハトラなどの遺跡地帯や、クルディスタン地方の山岳エリアでは、場所によっては電波が届きにくいこともあります。こうした地域を訪れる際は、オフライン地図アプリや翻訳ツールを事前にダウンロードしておくと安心です。 都市と自然の両方を巡る旅では、広域カバーの通信キャリアや、複数国対応のeSIMを選ぶことで、より快適な通信体験が得られます。   ■データの容量と通信速度 地図の確認やチャットアプリの利用が中心であれば、5〜10GB程度の中容量のデータで十分です。一方で、動画の視聴やSNSへの投稿を頻繁に行う場合は、20GB以上のプランを選ぶと安心です。旅行のスタイルや滞在日数に応じて、無駄のないプラン選びがポイントになります。   ■料金プラン イラクでは、旅行者向けにプリペイドSIMやeSIMが多数提供されています。短期滞在には、日数やデータ量に応じたパッケージが便利で、短期であれば中容量のプランで十分ですが、長期で滞在する場合には月額制プランも選択肢に。料金はプラン内容によって異なりますが、中東地域の中では比較的リーズナブルな価格帯です。 自分の利用スタイルに合ったプランを選ぶことで、コストを抑えつつ快適なネット環境を確保できます。     2.SIMカードの種類とサイズ📲 スマートフォンで使うSIMカードにはいくつかのタイプがあり、機種によって対応するサイズや形式が異なります。一般的には、ナノSIM・マイクロSIM・標準SIMの3種類があり、最近ではスマホ本体に内蔵された「eSIM(イーシム)」を利用する人も増えています。 eSIMは物理的なカードが不要で、オンラインでの設定だけで通信が可能になる便利な仕組みです。 それぞれのSIMが、すべてのスマートフォンが対応しているわけではありません。そのため、出発前にご自身のスマホがどのタイプのSIMに対応しているかを確認しておくことが大切です。特にeSIMを使いたい場合は、端末の設定画面やメーカーの公式サイトで対応状況をチェックしておきましょう。     3.イラクでSIMカードを手に入れるには?✍ ■購入場所 イラクの主要な空の玄関口であるバグダッド国際空港やエルビル国際空港では、到着エリア付近に通信会社のカウンターや売店があり、旅行者向けのプリペイドSIMカードをその場で購入できます。Asiacell(アジアセル)やZain Iraq(ザイン・イラク)、Korek Telecom(コレク・テレコム)といった大手通信事業者がサービスを提供しており、入国直後からスマートフォンでインターネットを利用できるのが魅力です 。 ただし、空港での購入は利便性が高い反面、市内の直営店やショッピングモール内の店舗よりも価格がやや高めになることがあります。コストを抑えたい方は、バグダッド市内の大型商業施設や通信会社の公式ショップでの購入を検討するとよいでしょう。街中の小規模な携帯ショップでもSIMカードを取り扱っていますが、初期設定を自分で行う必要がある場合もあるため、設定に不安がある方は公式店舗の利用がおすすめです。   ■SIMの購入前に イラクで現地のSIMカードを利用するには、SIMロックが解除されたスマートフォンが必要です。また、購入時にはパスポートの提示が求められることが多いため、すぐに取り出せるように準備しておきましょう。 現地ではアラビア語やクルド語が主に使われていますが、空港や大手通信会社の店舗では英語が通じることも多いです。やり取りに不安がある場合は、翻訳アプリを用意しておくと安心です。  ...
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