【2023年版】12月のヨーロッパおすすめイベント お祭り・フェスティバル編__冬のヨーロッパを最大限に楽しむ方法

【2023年版】12月のヨーロッパおすすめイベント お祭り・フェスティバル編__冬のヨーロッパを最大限に楽しむ方法

12月、冬の訪れとともにヨーロッパは一層魅力的になる季節です。もちろん、最も有名なのはクリスマスマーケット!各都市で開催されるこのマーケットは、きれいなイルミネーションやハンドメイドのクリスマスオーナメント、伝統的な食べ物や飲み物で溢れています。しかし、これだけがヨーロッパの12月の魅力ではありません。昔から続く伝統的な祭りやイベントが各地で行われ、地域の文化や歴史を深く感じることができます。

 

 人気のお祭り・フェスティバル紹介

ブリュッセル

ベルギーの「ブリュッセルのウィンターワンダー」(ブリュッセル)

ブリュッセルのグランプラス広場を中心に開催されるウィンターワンダーは、ヨーロッパ有数の冬のフェスティバルです。広場にはアイススケート場やクリスマスマーケットが設置されます。夜になると、イルミネーションが点灯し、幻想的な雰囲気に包まれます。子供たちは、馬車のリードやチョコレート作りのワークショップに参加し、大人たちはベルギー伝統のビールやワッフルを楽しむことができます。フェスティバル期間中は多くのストリートパフォーマンスやコンサートが行われ、地元の人々と観光客が一緒に冬の喜びを分かち合います。

開催場所:グランプラス – googleマップ

開催期間:2023/11/24~2023/12/31

 

 

ニュルンベルク

ドイツの「ニュルンベルクのクリスマスマーケット」(ニュルンベルク)

ドイツのニュルンベルクは、世界的にも有名なクリスマスマーケットの開催地です。毎年、約200のブースが設置され、伝統的なドイツ料理、暖かいグリューワインが販売されます。中でも「ニュルンベルクのソーセージ」や「レープクーヘン」は、訪れた人々の間で大人気。煌びやかなイルミネーションの下、ヨーロッパの冬の魅力を最も色濃く感じることができる場所の一つです。

開催場所:ニュルンベルク – googleマップ

開催期間:2023/12/1~2023/12/24(10時~21時、24日は10時~14)

 

 

 ストラスブール

フランスの「ストラスブールのクリスマスマーケット」(ストラスブール)

ストラスブールは、「クリスマスの首都」とも称されるほどのクリスマスマーケットの伝統を持つ都市で、1570年からクリスマスマーケットが開始されています。旧市街の石畳の通りや広場には、300以上のブースが並び、フランスの伝統的なクリスマス商品や特色ある料理があり、その中でも、アルザス地方特有の料理やワインが人気です。ストラスブールのマーケットは、歴史と伝統を感じることができる、ヨーロッパの中でも特に魅力的なお祭りです

開催場所:ストラスブール – googleマップ

開催期間:2023/11/25~2023/12/23:11時半~21時

     2023/11/24:16時~21

     2023/12/24:11時半~16時

 

 VOYAGEESIM for Europe

 

クランプス

オーストリアの「クランプスラン」(ザルツブルク)

クランプスとは、悪戯好きで少し怖い外見のクリーチャーで、12月5日の夜、不良行動をした子供たちを罰する役目を果たすと言われています。サンタクロースが良い子に贈り物をする一方、クランプスは悪い子供を戒めます。男性たちがクランプスの衣装を身につけ、夜の町を練り歩く「クランプスラン」が各地で行われます。最も大きい規模で開催される地域はザルツブルクの近辺のヘンドルフ・アム・ヴァラーゼーです。

開催場所:ヘンドルフ・アム・ヴァラーゼー – googleマップ

開催日時:125日の夜

 

 

クリスマスマーケット

スイスの「クリスマスマーケット」(バーゼル)

スイスのバーゼルで行われるクリスマスマーケットは、国内で最も人気のあるクリスマスマーケットの一つです。この市場は、約130のブースが立ち並び、伝統的な手工芸品やクリスマスのお菓子、グリューワインなどが販売されます。特に注目すべきは、地元の職人が作る独特のオーナメントやキャンドルです。また、クリスマスの音楽やコーラスの演奏も楽しむことができ、訪れる者すべてを魅了します。スイスでは、バーゼルだけではく、モントルー、チューリヒ、ローザンヌ等、各地にクリスマスマーケットが開催されますので、是非お訪ねしてみてください。

開催場所:バーセル – googleマップ

開催期間:2023/11/23~2023/12/22 (11時~20時半)

 

聖マリア祭

スウェーデンの「聖ルシア祭」

12月13日、スウェーデン全土で「聖ルシア祭」が祝われます。この日、白いドレスに赤いリボンを巻き、頭にキャンドルを乗せた聖ルシアの少女が街を歩きながら歌を歌います。この伝統は、暗闇の冬を迎えるスウェーデンの人々に希望をもたらすものです。聖ルシアの日には、特別なお菓子や料理も作られ、家族や友人と共に楽しむ文化があります。聖ルシアの歌を耳にしたら、冬のヨーロッパの魅力を十分に感じることができるでしょう。

開催場所:スウェーデン全域

開催日時:2023/12/13

 

まとめ

ヨーロッパの12月は、ただの冬の一月としてではなく、深い歴史と文化の交差点として独自の魅力を放っています。特にクリスマスマーケットは、各地で独自の特色を持ちながらも、共通して暖かな灯りや手作りのアイテム、伝統的な料理やドリンクで訪れる人々を迎え入れています。これらのマーケットは、単なる商業イベントではなく、長い歴史の中で育まれてきた地域の文化や伝統を感じることができる場所となっています。
日本でもイルミネーションが街を彩る12月ですが、ヨーロッパの場合は数世紀の時間を超えて継承されてきた伝統と結びついています。ヨーロッパの12月は、歴史と現代が融合する魅惑的な時期であり、一度は体験してみたいと多くの人々に思わせるでしょう。

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